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2006/06/07

好きなプロデューサー

 宅録を始めた頃から「好きなプロデューサーって誰だろう?好きなエンジニアは?」とか、そんなことを考えるようになった。何となく、バンドっぽい音を出してくれて、アコギの音が綺麗なアルバムを聴くと、「これ、誰?」と思う。そんな風に、プロデューサー目当てでCDを買うようにもなった。アコギの音ならワーナーブラザーズのラス・タイトルマン&レニー・ワロンカーや、ストーンズのジミー・ミラー。ファットなバンドサウンドならトム・ダウド。

 トム・ダウドは確か2002年に亡くなって、そのときサンデー・ソングブックで特集なんかをやったりしたんだけれども、なんと今度は、映画になった。試写会で見たら、結構よかったのでもう一度見に行った。

 いや、ほんとはもう一つ理由がある。映画の終わった後、日替わりでトークゲストが来るという話だ。何人かいるゲストの中から俺が選んだのは「吉野金次」。

 この名前、ここ見ている人で知っている人いるかなぁ。。。『風街ろまん』のエンジニア。もう、神様みたいな人である。もちろん尊敬するエンジニアの一人。

 ところが直前になって、映画館からメールが届いた。ゲストが変更。がっかりと思ったら、なんと、細野さんが来るらしい。

「!!!!」

、、、そ、そんなにヒマなんだろうか。。。

 何はともあれ、というか、取るものも取りあえず、というか、とにかく、渋谷へ行ってみた。

 ジェリー・ウェクスラー、フィル・ラモーン、クラプトンにMG's、いろんなすごい人がいっぱい出ていて、それを見ているだけでも楽しかった。若い頃のスティーヴ・クロッパーは超二枚目。でも、個人的には『レイラ』よりも、そのあとの『461オーシャンブルバード』以降の話が聞きたかったなぁ。あと『スタンド・バイ・ミー』とか、『ラストダンスは私に』もトム・ダウドのミックスとは、知りませんでしたワタシ。

 でも「アイツはスゲェ奴だった。」的な話に終始して、あんまり方法論的なところには深く突っ込んでくれなかったなぁ。「よく機転の効く、アイディアマン。」みたいなとこで終わってた気がする。そうとうアタマいい人だったらしいということはよくわかったけど。あと、スタジオに入って音を聞いて、その音像を覚えておいてコンソールで再現できたとか。それはすごいなぁ。細野さんは「僕にはできない。」と言ってた。だから俺にできなくても不思議はないのだ。

 細野さん、熱く語ってくれた。子供の頃に聴いたトム・ダウド作品の話をしてくれて、翌週のデイジーホリデーで、ちゃあんとその曲をかけてくれたり。なんか、いいなぁ。

 終わった後、握手してもらっちゃった。超ミーハー。手はもう洗ったけど。


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